動物病院 神奈川県 横浜市

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************************************************【早期去勢手術】

早期去勢手術について 
去勢手術は、繁殖不能化、雄犬としての行動様式の制御、将来的に発生する可能性の有る疾患の予防などを目的として行われます。近年では、アメリカ合衆国で行われている早期避妊/去勢手術の効果が注目されており、生後2〜5ヶ月齢の時期での手術を行うことが、一般的となりました。

避妊手術と疾病予防の利点
精巣を除去するため、精巣自体の病気になることはありません。たとえば精巣腫瘍、重度の外傷および難治性の精巣炎、精巣上体炎などがそれにあたります。またアンドロジェン(男性ホルモン)分泌によって状態が進行する、前立腺肥大、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなどは、去勢は予防あるいは治療として有効です。
また他の個体との争いの減少も予想されますので、それによる外傷も間接的ですが、予防効果を期待できます。様々な問題行動も、早期に手術を行ったほうが発生率は低下する傾向が見られるため、できるだけ早い時点での手術をお薦めします。

早期避妊手術の利点
アメリカ マサーチューセッツ州の動物愛護協会の施設付属病院でおこなわれた、約2万頭の早期避妊/去勢手術(生後2ヶ月〜5ヶ月齢の子犬)のデータにより、様々な点が明らかにされました。雌犬では、乳腺腫瘍の発生が0%であった事、手術による発育への影響は全く見られない事、行動学上の社会化に有利である事、小さな子犬や子猫の時点での手術であるため、入院や手術の記憶がトラウマとして残らない事などです。

こうした点から、アメリカでは1999年以降、多くの大学病院や個人の開業病院などで、積極的にこの時期(生後2〜5ヶ月)での手術が広く行われるようになりました。そして現在、予備的な研究では動物の寿命の延長を示唆するデータが出始めています。従いましてピア動物医療センターでも、この時期での手術をお薦めしたいと思います。

去勢手術の実際
手術時間は動物の大きさにより多少異なりますが、大体15〜20分程度です。麻酔はイソフルレンという、現在最も安全とされるガス麻酔薬で、吸入濃度調節を行いながら手術を実施するため、手術終了から約5分で動物は覚醒いたします。入院期間は、特別な事情が無い限り、1泊2日となります。

去勢手術の術前検査と予約について
手術は全身麻酔下で行います。したがって麻酔にたえられる健康なワンちゃんが手術の対象となります。一般身体検査と充分な血液検査を行っておき、麻酔薬などの代謝に重要な、腎臓や肝臓の機能などを検査します。また止血能力を調査しておく事を同時に行います。特に異常が無ければ、手術の日程を決定いたします。飼い主様のご都合の良い日おっしゃってください。こちらの予約状況と照らし合わせてみて、予約日の調整をいたします。





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